2019年6月18日火曜日

インターハイ予選 3日目 神田女学園 目黒日大

6月16日(日)にインターハイ予選の準決勝、決勝が都立江戸川高校で行われました。
準決勝は東海大菅生を6-2で勝ち上がってきた神田女学園でした。

生徒たちも少し緊張感のある中試合が始まり、本校はいつもの先攻を選択しましたが、1回表は3者凡退に終わってしまいました。



2回表には、先頭の4番阿出川さんがセンター前ヒットで出塁すると、続く5番小山さんがレフトへの2塁打を打ちその間に阿出川さんがホームに生還しました。さらに6番上田さんが2ボール2ストライクのバッティングカウントの中、センター前ヒットで出塁しますが、その間に2塁ランナーの小山さんがタッチアウトになり、1アウト1塁と変わりました。続く、7番松苗さんは2球目にデッドボールをもらい、1アウト1,2塁とチャンスを広げます。さらに8番小峰さんがレフト前ヒットを打ち、満塁に。バッターは9番山坂さんを迎え、フルカウントからの6球目をショート方向に打ち、1点を追加しました。



一方、ピッチャー飯島さんは1回裏は3者凡退に抑えるものの、2回裏には先頭バッターをデッドボールで出すと、その後、1アウト2塁で左中間越えの2ベースヒットを浴び、1点を与えてしまいます。



3,4回はお互いヒットは打つものの、後続が打ち取られてしまいます。
5回は先頭の2番秋葉さんが凡退しましたが、3番保谷さんがライト方向へのソロホームランを打ち、チームに勢いをつけてくれました。

さらに7回表には先頭の1番洲脇さんが打つも、センターフライに終わります。しかし、2番秋葉さんが粘り、フォアボールを選ぶと、3番保谷さんがセンター前ヒットを打ち、1アウト1,2塁とチャンスになりました。そこに4番阿出川さんの出番となりますが、3球目に相手のパスボールでランナーが進塁しさらにチャンスとなります。フルカウントとなりますが、しっかりと相手のボールを捉え、左中間のツーベースヒットを打ち、2点入りました。その後、5番小山さんがデッドボールで出塁するも、後続がつながらず最後の守備へと回ります。



7回裏は飯島さんのボールに相手がうまく合わせられたのか、いきなり2者連続レフト前ヒットを浴び、ノーアウト1,2塁とピンチを迎えます。
さらに続くバッターにショート方向に打たれますが、守備が好判断をし、2塁ランナーを3塁で刺すことに成功します。これで落ち着いたのか、続くバッターを三振に。さらにはサードゴロで打ち取り、ゲームセット。無事に5-1で点数上では快勝でした。

藤村 020 010 2 5
神田 010 000 0 1

同じ会場の反対のグラウンドで行われていた勝者と決勝になりますが、目黒日大と小平西は接戦でした。6回裏終了時点で3-3とお互い譲らない状態でした。
結局7回表にスリーランホームランを打った目黒日大と決勝となりました。



目黒日大とは関東予選大会で本校がサヨナラ負けをした相手でした。

関東予選の目黒日大戦のブログは↓を参照
目黒日大戦 ブログ

1回表から試合は動きます。先頭の1番洲脇さんは2ボールとバッター有利でしたが、その後、2ボール2ストライクとなり、5球目を打ちますが、サードゴロに終わりました。
2番秋葉さんは同じく2ボール2ストライクとなりますが、左中間へのヒットを打ち、1アウト1塁と試合が動き出します。
3番保谷さんは相手もランナーが出て、少し硬くなったのか4連続ボールで出塁します。4番阿出川さんは2ストライクと追い込まれますが、そこから3ボール2ストライクまで粘りました。最後はショートゴロとなり、ファーストランナーだった保谷さんが2塁でアウトとなり、2アウト1,3塁になりました。



5番小山さん1ボールのあと2球目のボール球の時でした。1塁ランナーの阿出川さんが盗塁をしかけたところ、キャッチャーが2塁に投げてくれたため、その間に3塁ランナーの秋葉さんがホームに生還し、貴重な1点を取ります。



一方、2回裏には飯島さんは先頭バッターを2ストライクと追い込むのですが、センター前に運ばれてしまいました。続くバッターは3ボール1ストライクと相手が有利な中、ボールが外れてしまい、ノーアウト1,2塁とピンチを迎えます。ここで、相手は手堅く初球から送りバントを決め、1アウト2,3塁と点が入る予感がしてきます。
しかし、ここで飯島さんが好投を見せ、バッター2人を連続三振に抑えピンチを切り抜けます。



その勢いのまま、3回表は7番小峰さんから始まりましたが、ライトフライに終わってしまいます。続く9番山坂さんはセンター前ヒットを放ち、先頭に戻り追加点の可能性が出てきました。
しかし、1番洲脇さんはセンターフライに終わり、2番秋葉さんは左中間へのヒットを打つも、3番保谷さんはピッチャーゴロに終わり、欲しい追加点が遠く感じます。



その後、お互い膠着状態が続きますが、動きがあったのは6回裏でした。
先頭バッターに粘られフォアボールを与えてしまいます。
続くバッターに対しては妨害をとられてしまい、ノーアウト1,2塁とピンチを迎えます。
そこに付け込もうとした相手は初球から打ちにきましたが、ピッチャーゴロで3塁でアウトを取れました。そこから2者連続で初球から打ちに来ましたが、いずれもショートゴロで2塁ランナーを3塁で刺すことができ、ピンチを潜り抜けます。

そして7回裏、ナインは優勝という2文字がちらつき、少し興奮ぎみでしたが、最初のバッターのファールフライが3塁側の本校のベンチ方向でした。サードの上田さんは果敢にフライを取りに行き、机にぶつかるもアウトをもぎ取りベンチも含めて盛り上がります。
次のバッターは3ボールと危なくなりましたが、猛暑の中飯島さんがここぞとばかりにストライクを重ね、最後はショートゴロに打ち取ります。
最後のバッターも打たれましたが、ライト方向の打球になり、ライトゴロで試合終了、そしてインターハイ予選優勝を決めました!


藤村女子 100 000 0 1
目黒日大 000 000 0 0

本校としては3年連続となるインターハイ出場を決めることができました。試合終了の瞬間、生徒たちやOGも喜びが爆発し感動の涙であふれていました。また、この日は西川監督の誕生日でもあり、監督にとってはうれしい誕生日プレゼントであったと思います。



そして、インターハイが宮崎県日向市で7月28日から行われます。
あと1か月と少しありますが、もう一段階高みへと準備をし、インターハイに向かいたいと思います。



最後になりましたが、いつもご支援、ご声援ありがとうございます。16日は多くの方々に応援に来てくださり、生徒も大変力になったと思います。最後までいい結果を残せるように生徒を始め、スタッフ一同全力でインターハイに向けて走っていきますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

監督:西川友理 顧問:江島直紀 文責:江島直紀

2019年6月15日土曜日

インターハイ予選 2日目 淑徳 日体大桜華

6月9日(日)に都立江戸川高校でインターハイ予選の2日目が行われました。
本校は2回戦で第4シードの淑徳高校と戦いました。

試合は本校の先攻で始まります。
1回表いきなり打線が繋がります。
先頭バッター1番の洲脇さんがレフト前ヒットを打つと、すぐさま2番秋葉さんがランナーを送り1アウト2塁とチャンスが生まれます。
そこから主軸が長打を放っていきます。3番保谷さん、4番阿出川さん、5番小山さんが3者連続ヒットで1アウト2,3塁、2-0となります。



さらには6番上田さんはフォアボールを選び1アウト満塁と大量得点が期待できる状況になりました。
続く7番松苗さんが初球から積極的に打ちにいき、センター前ヒットで3-0とします。
8番小峰さんはショートゴロでセカンドランナーがアウトとなりますが、その間にサードランナーが生還し、2アウト1,2塁、4-0となりました。
9番山坂さんは相手のエラーもあって出塁し、1点さらに入ります。
ここで打者が1巡し、1番洲脇さんがライト前ヒットを打ち、ランナー2者がホームに生還し、7-0と大量得点となりました。



一方前回の東京立正戦で好投した先発飯島さんは4回までランナーを1人は出すものの、続くバッターをしっかりと抑えました。
4回までに3三振と前回の登板と比べると少なかったですが、初回に大量得点してくれた味方の援護もあり、安定したピッチングをしてくれました。

2,3回表の藤村の攻撃はランナーを出すものの、1回表でうまくはまりすぎた反動か続くことが出来ず、追加点はなく終わりました。



しかし、4回表には先頭の3番保谷さんがセンター前ヒットを打ち出塁すると、4番阿出川さんも続き、ノーアウト1,2塁と再びチャンスを迎えます。
さらには5番小山さんの時にピッチャーの失投もあり、ランナーが進みます。
そこで小山さんは逃さずセンターオーバーのツーベースヒットを打ち、2点の追加点を得ます。
その後ランナー1,3塁で7番松苗さんを迎えますが、淑徳は故意四球を選び、満塁策を取ってきます。
藤村としてはチャンスをものにしたかったのですが、打ち取られてしまい、得点はあげられませんでした。



しかし、5回表に先頭の2番秋葉さんがフォアボールで出塁し、3番保谷さんがライト前ヒットを打ち、ランナー1,3塁とチャンスが訪れました。
そこで4番阿出川さんがレフト線を破るツーベースヒットを打ち、1点追加します。そこでランナーは2,3塁となり、続く5番小山さんはフォアボールを選びノーアウト満塁となりました。6番上田さんはセンターフライに終わってしまいます。7番松苗さんはピッチャーが疲れてきたのかデッドボールをもらい、1点さらに追加されました。



5回裏は飯島さんが先頭バッターを1球で仕留めるとここで降板し、鈴木さんがマウンドに上がりました。
ライト前ヒットや味方のエラーでランナー1,3塁になってしまいますが、最後はしっかり抑えることができ、無事勝利を収めることができました。

藤村 700 22   11
淑徳 000 00     0



藤村は1試合空き、その間に対戦相手になる日体大桜華と文京学院女子の試合でした。
はじめは接戦でしたが、途中一つのプレーの判定に抗議が入り流れが変わり、最終的に藤村の相手は日体大桜華となりました。空きを利用し、その試合を観戦していた生徒はしっかり頭に入れ、次の試合に臨んでいました。

日体大桜華戦も本校の先攻で試合が始まりました。
1回表早速先頭の1番洲脇さんがレフト前ヒットで出塁します。先制点をあげていきたいところでしたが、続く後続はフライに終わりました。



2回表には先頭の5番小山さんがデッドボールで出塁します。6番上田さんへの初球がそれ、その間に2塁へ進みチャンスとなりました。しかし、スリーボールとカウントはよかったのですが、セカンドゴロに終わってしまいました。
7番松苗さんが2球目にライト前ヒットを打つことができ、1点先制しました。8番小峰さんはショートゴロでしたが、相手のエラーに助かり、1,2塁とさらにつながります。
その後はうまく点につながらず、1点止まりとなりました。



一方守備では淑徳戦でも好投していた飯島さんが、初回から素晴らしいピッチングをしてくれました。相手打線は3回裏までに5奪三振と、あとは内野ゴロと幸先のいいスタートでした。



4回表に打線がつながります。
まず先頭の6番上田さんがサード方向へのセーフティバントで出塁すると、7番松苗さんがライト前ヒットで1,2塁とチャンスになります。
そこで8番小峰さんが送りバントでランナーを進めますが、相手のエラーが重なり、1点を加えランナー1,3塁と流れがこちらに向いてきました。
続く9番山坂さんは1ボールから積極的に打ちましたが、ショートに阻まれました。しかし、その間にランナーを返すことができ、3-0と点差を広げます。
1アウト3塁とまだチャンスな中、1番洲脇さんは初球からバントを決め、4-0とピッチャー飯島さんへ援護します。



援護をもらった飯島さんはその後も危なげないピッチングが続き、その後もヒット1本に抑える素晴らしいピッチングでした。
最終的には9奪三振と冴えわたりました。



7回表の先頭は本日の1試合目では4安打だった3番保谷さんが2試合目ではノーヒットとなかなかうまくかみ合っていませんでした。
しかし、最後の打席1ボールからの2球目をライトオーバーのスリーベースヒットを打つことができ、ノーアウト3塁と追加点のチャンスが来ました。



続く4番阿出川さんも積極的に1ボールから打ちにいきましたが、ライトフライとなりました。その間に保谷さんが生還し、5-0と最後のダメ押しとなりました。

藤村女子 010 300 1 5
日体桜華 000 000 0 0



無事2試合とも勝利で締めくくることができ、ベスト4へと進出することができました。次は6月16日(日)に都立江戸川高校にて準決勝、決勝と行われます。
最後になりましたが、いつもご支援やご声援いただきありがとうございます。インターハイ予選も残すところあと1日となりました。最後まで、勝利に向けて準備を進めてきましたので、その成果が発揮できるように生徒を始めスタッフ一同努めてきましたので、引き続きご声援の程よろしくお願いします。



監督:西川友理 顧問:江島直紀 文責:江島直紀

2019年6月2日日曜日

インターハイ予選 1日目 対東京立正

6月2日(日)に東京都総合体育大会インターハイ予選が始まりました。本校は初日に日本体育大学桜華高校にて2回戦からでした。

対戦相手は1回戦で東京家政大学付属女子高校を5-0で破った東京立正高校とでした。
東京立正高校にとっては初戦を無事終え、気持ちとしてもいい感じにリラックスできていると予想されました。もちろんどのチームにとっても負けたら最後のトーナメントであるため、緊張感のある空気がどことなく漂っていました。



藤村女子の守備から試合が開始されました。立ち上がり、ピッチャー飯島さんは先頭バッター相手に3ボールと心配されましたが、センターフライに打ち取ると、そのあとの打者を連続空振り三振と落ち着いて入ることができました。



続いて1回裏の藤村の攻撃は1番洲脇さんがデッドボールで出塁すると、2番秋葉さんへの初球に洲脇さんが盗塁を試みますが、挟まれアウトになるかと思われた瞬間、相手の送球ミスで3塁まで進むことができました。
秋葉さんはその後ショートゴロで3塁ランナー洲脇さんは進めず、1アウト3塁となりました。



3番保谷さんが3ボールと有利な状況でアウトコース低めをレフトフライまでもっていき、その間に洲脇さんがホームに帰り、先制しました。

そして、この日1番の見どころは2回裏にすぐやってきました。
先頭の5番小山さんは粘ったものの三振になり、続く6番上田さんからでした。
ライト前ヒットで出塁すると、すぐに盗塁で1アウト2塁で7番松苗さんとチャンスを迎えます。
松苗さんが粘った後、5球目にレフト前ヒットを打ち、1,3塁とさらにチャンスとなりました。
さらに8番小峰さんへの初球がそれ、3塁ランナーの上田さんが生還し2-0とリードを広げます。



8番小峰さんは2ストライクと追い込まれながらも、左中間へのヒットを打ち、1,3塁とチャンスが続きました。
9番山坂さんは初球バントの構えをし、相手ピッチャーが外したところ3塁ランナー松苗さんが少し飛び出してしまいましたが、3塁に戻ることができ、その間に小峰さんが進み、1アウト2,3塁となりました。その後山坂さんはショートフライに終わってしまいましたが、1番洲脇さんが本日2度目となるデッドボールで2アウトですが、満塁となりました。


2番秋葉さんがそこにセンター前ヒットを打ち、2,3塁ランナーがともに生還し、4-0とさらに点差を広げました。
続く3番保谷さんがバントを決め、送球がそれている間に洲脇さんが生還し5-0と大量リードとなりました。



3回裏にも先頭の5番小山さんが四球で出塁します。
続く6番上田さんはセーフティーバントを決め、1,2塁となりました。
その後7番松苗さんはライナーでアウトになり、8番小峰さんの送りバントで2アウト2,3塁となります。
ここで、山坂さんに代わって代打武藤さんがセカンドゴロを打ちますが、相手のエラーで3塁ランナーが帰り6-0となりました。

4回はお互い三者凡退に終わり、5回を迎えます。
5回表まで好投を続けていた飯島さんは三振7つでノーヒットピッチングと完璧でした。
その勢いで5回表も三者凡退に抑え、5回裏を迎えました。



先頭の5番小山さんはライトフライに終わりましたが、続く6番上田さんが左中間を抜ける3ベースを打ち、さらには7番松苗さんもライト線への3ベースヒットを打ち7-0とサヨナラで終わりました。




東京立正 000 00   0
藤村女子 141 01×  7


初戦ということもあり、少しは緊張も見られましたが、打線も投手陣もうまくかみ合い、無事に勝利をおさめることができました。



この日OGや保護者など多くの関係者の方々が駆けつけてくださり、本当に感謝しております。そして、たくさんのご支援、ご声援のほどありがとうございました。
次は9日(日)に都立江戸川高校にて行います。次から連戦になりますが、生徒をはじめスタッフ一同全力で臨みたいと思います。また、5日からは校内合宿も行います。支えてくださっている方々に感謝の気持ちを忘れずに、インターハイに向けて1勝ずつ歩を進めていきたいと思います。
引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

練習試合 星野学園

5月26日(日)に星野学園で、市立習志野高校と3校で練習試合を行いました。

どちらもよく練習試合を行う相手であり、インターハイ出場を目指しお互い高め合うものにしました。



藤村女子 000 110    2
星野学園 000 000    0



藤村女子 000 001 1  2
市習志野 000 000 0  0



相手を0点に抑え、両校にしっかり勝ちきることができました。
最後になりましたが、いつもご支援、ご声援ありがとうございます。
もうインターハイ予選が始まります。3年生は最後の大会となりますが、生徒やスタッフ共に勝利に向かって頑張ってまいりますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いします。

練習試合 東京女子体育大学

5月25日(土)に東京女子体育大学で練習試合を行いました。
2週間前にもやりましたが、そのときはなかなか打撃が払わず、またミスも重なり2試合とも負けてしまいました。







その反省を生徒それぞれ踏まえてこの日臨みました。
試合中も生徒たち自身が何を選択するべきか考え取り組み、結果として勝利がついてきたのではないかと思います。


藤村女子 300 100 0  4
東女体大 000 000 0  0



東女体大 000 301 0    4
藤村女子 000 004 1×  5

もうインターハイ予選が迫ってきていますが、良い結果を残せたのでこの勢いのままいってほしいと思います。



最後ではありますが、いつもご支援、ご声援をいただきありがとうございます。
悔いの残らないよう1分1秒を大切に生徒、スタッフ共に全力で努めていきますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。