2017年11月21日火曜日

全国選抜予選準決勝・決勝

去る11月19日(日)、都立江戸川高校で、全国選抜予選準決勝・決勝が行われました。
準決勝の相手は都立小平西高等学校。夏合宿も一緒に行ったお互い手の内を知る相手同士の試合となりました。
手もかじかむ寒さ中、今日も初回から藤村が襲い掛かります。
1回、際どいコースを見極め、1・2・3番で満塁とすると、4番の五十嵐さんがセンターに大きな飛球を放ち、1点先制。
続く、5番洲脇さんがきれいなセンター前ヒットを放ち、2点目。
6番の上田さんのピッチャーゴロの間に追加点。
続くチャンスに7番の小村さんが1・2間を抜くライト前ヒットを放ち、幸先良く4点を先制しました。

続く2回も藤村の猛攻がつづき、1番保谷さんの2打席連続ホームランもあり、9点を追加。
寒く、コンディションを整えるのが難しい中、13‐0と圧勝!!
決勝に駒を進めました。

小平西 000 0
藤村  49× 13


決勝の相手は新人戦で敗北した淑徳高等学校。新人戦の雪辱戦です。
2回に相手のミスを突いて1点先制するもその後、お互い決定打に欠け、1‐0のまま試合は終盤戦に突入しました。
6回の表、1アウトをとった後、相手バッターの打球がライト線を破り、1アウト3塁のピンチを背負ってしまいます。
ここでピッチャー飯島さんに代えて五十嵐さんを投入。
五十嵐さんが期待に応え、続くバッターを2人とも内野フライに打ち取り、6回を無失点にきってとり、ピンチを脱しました。(ごめんなさい、写真ありませんでした 涙)
6回裏、疲れの見える相手ピッチャーを7番小村さん、8番石井(汐)、9番門脇さんが攻め、
ノーアウト満塁の絶好のチャンスを作ります。
ここでバッターは1番保谷さん。抜群の選球眼で四球を選び、のどから手が出るほど欲しかった2点目を奪取。
その後、2番の秋葉さんのピッチャーゴロの間に3点目を加点。
4番敬遠のあと、5番遠藤さんが試合を決める2点タイムリーを放ち、この回4点。
ピッチャーを助ける大量援護点を得ることに成功しました。




<ヒットを放つ小村さん>

<試合を決める遠藤さん>


7回の表、マウンドに戻った飯島さんが相手打者を3者凡退に抑え、5‐0で試合に勝利!!
12ぶり、全国選抜への切符を手に入れました。
飯島さん・五十嵐さんのピッチャー陣は今大会無失点と鉄壁のリレーとなりました。


淑徳 000 000 0 0
藤村 010 004 × 5






              <優勝撮影~ワッショーイ!!~>

 <おめでとうーーーーーーー!!>



私個人の見解ですが、今大会の勝因はチームワーク(チームの仲の良さ)だと思います。
レギュラー陣の連携の完成度が増したことはもちろんですが、忙しい中、練習に駆けつけてくれる高校3年生、いつも通り適材適所の敏腕石井マネージャーに加え、普段の練習において、今大会はレギュラーになれなかったけれど、誰よりも周りのサポートに徹した金子さん・小峰さん、バッティングピッチャーとして球を投げ続けた鈴木さん、ブルペンで球を取り続けた日下さん・武藤さん、リハビリ中でもチームプレーに徹する小林さんなど、目に見えないところのチームワークが前大会より成長していました。
また、当日どのチームよりチームとして声が出ていましたし、どのチームより生徒たちが楽しんでいましたし、どのチームよりも保護者の方、OGの3年生の応援がありました。藤
村の強さの源は、本当に“全員総力”なのだと再確認しました。


<応援に来てくれたOGたち>


寒い中最後まで選手を応援してくださった保護者の皆様、OGの3年生たちには改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
最後になりましたが、冬に更なる成長を遂げ、全国でも藤村らしく“全員ソフト”で頑張って参ります。今後もご支援、ご声援宜しくお願い致します。



監督:西川友理 文責:臼井智洋

2017年11月16日木曜日

全国選抜東京予選大会

去る11月12日(日)に都立江戸川高校において、全国選抜東京予選大会が行われました。
清々しい秋晴れのもと、新生藤村は初戦を迎えることとなりました。
初戦は、先日の新人戦優勝校神田女学園高等学校。いきなりの優勝候補です。


そんな優勝候補相手に初回から藤村の猛打が爆発します。
初回1番保谷さんが藤村の大応援団がいるセンターへ先頭打者ホームラン。
試合の空気を一気に藤村に持ってきます。




1アウト後、3番遠藤さんレフト前ヒット。
2アウト後、5番洲脇さんが四球でつなぎ、
6番 石井(汐)さんのショート強襲の間に、2点目を加点。
続く、バッターは倒れたもの、幸先よく2点を先制しました。



追加点が生まれたのは3回でした。
4番の五十嵐さんが初球をレフトスタンドに運び、豪快に追加点。


打線はその後も、代打の1年小山さん・阿出川さんの活躍もあり、小気味よく加点を続け、5点を奪取しました。

投げては飯島さんが、要所を抑える投球で、神田女子学園高校を無失点に押さえました。
終わってみれば優勝候補の神田女子学園に5‐0の快勝!!
最高のスタートをきることができました。


<左:保谷さん 右:五十嵐さん>

<要所を抑える飯島さん>


勢いに乗った藤村は続く都立保谷高校戦にも快勝し、準決勝に進出することが出来ました。
これも応援して下さる保護者、関係者の方々のおかげです。
今週末の準決勝・決勝も藤村らしい“全員ソフトボール”で臨んでいきます。
今後も、変わらぬご支援を宜しくお願い致します。





文責 臼井智洋

2017年8月11日金曜日

東京都私学大会

去る8月5日(土)、6日(日)に第59回東京私学女子ソフトボール選手権大会が行われました。

5日(土)に桐朋女子高等学校、東京家政大学付属女子高等学校を退け、6日(日)の準決勝の神田女学園高等学校戦に駒を進めました。

準決勝
6回終了時まで、神田女学園高等学校に3点を先行され、打線も投手を援護できず、苦しい展開が続きました。
しかし、最終回、藤村打線が本領を発揮します。
2アウトながら満塁とし、バッターは1番保谷さん。
きれいなセンター前ヒットを打ち、反撃ののろしを上げます。
続く、チャンスで2番今野さんもセンター前ヒットを放ち、点差は1点差に。
ここでバッターはキャプテン藤原さん。
数球粘ったのち、ライト線に技ありの2点タイムリー2ベースヒットを放ち、2点加点。
ついに藤村が逆転に成功しました。
その裏、1年生の飯島さんが0点で抑え、7回2アウトから劇的な逆転勝利をものにしました。

決勝
準決勝の劇的勝利の勢いそのままに日の出高等学校戦に臨みました。
決勝にふさわしい投手戦が続きましたが、この均衡を破ったのはやはり藤村でした。
4回の表
先頭の藤原さんが右中間を破る2ベースを放ち、つづく竹内さんがセンター前ヒットでノーアウト1・2塁。5・6番で塁を進め、2アウト2・3塁。
ここでバッターは7番遠藤さん。
4球目をライト線に放ち、これが見事にヒットに。
藤村が2点を先制しました。
投げては、飯島さんが強力日出打線を0点に抑え、1年生ながら堂々のピッチングを披露しました。






試合はそのまま終わり、藤村が2-0で勝利。
藤村が見事、優勝を飾りました。




この大会は3年生の引退試合でもありました。
3年生が今までチームをまとめ、チームを率いてくれたからこそ、こんなに良いチーム、強いチームが出来上がったと思います。ありがとう。そしてお疲れ様でした。
3年生の良い伝統・規律を1・2年の新チームでも引き継いでいきます。
 


そして、3年生の保護者の方々、お疲れ様でした。
保護者の方々に頂いた変わらぬ御支援・御厚情に深謝致します。
今後も藤村女子高等学校のソフトボール部の名に恥じぬ様、新チームとともに私自身も研鑽を積んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。




 監督:西川友理 顧問:外前原博・臼井智洋 文責:臼井智洋

2017年8月1日火曜日

インターハイ2回戦


インターハイ2回戦

相手は兵庫県代表兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校です。




強豪相手に初回から勢いをつけるべく先攻を選択した藤村。

この判断が功を奏します。



初回の藤村の攻撃。

先頭竹内さんがレフト前ヒットで出塁し、

つづく2番近野さんも内野のフィルダースチョイスを誘発し、

3番藤原さんがセンターフライに倒れるも、

4番廣瀬さんが四球を選び、1死満塁とし、

ここで5番五十嵐さん。ピッチャー内野安打の間に藤村が先制しました。


しかし、1回裏、内野手のミスが続き、2点を失い、その後の攻撃ではチャンスをたびたびつくるも相手チームの堅い守備に1点が遠く、スコアボードには0が並びました。






一方、守備では投手陣も踏ん張りきれず、得点を許し、1-4で敗戦。



藤村の夏が終わりました。


東京都を代表して出場してきましたが、2回戦敗退という結果に終わりました。

沢山のご支援・ご声援ありがとうございました。

来年度もこの舞台に戻ってくるべく、明日から褌を締め直してやっていきたいと思います。

今後ともご支援賜りますよう宜しく御願い申し上げます。





 監督:西川友理 顧問:外前原博・臼井智洋 文責:臼井智洋

インターハイ初戦




インターハイ初戦

相手は鳥取県代表鳥取城北高等学校です。



試合は両チームともインターハイにふさわしい堅い守備、投手のいいピッチングにより、初回から拮抗した投手戦で進みました。



そんな展開を動かしたのは藤村でした。

4回裏の藤村の攻撃。

先頭バッター、竹内さんがサード強襲ヒットで出塁。

2番、近野さんが竹内さんをきっちり送り、1アウト2塁。

続く、3番キャプテン藤原さんが初球をレフト線に運び、2ベースヒット。チャンスは広がり、1アウトランナー2・3塁。

ここでバッターは4番廣瀬さん。

内野手の意表を突く内野安打を決め、竹内さんがホームイン。藤村が先制しました。

この後も5番五十嵐さんの内野ゴロの間に1点追加し、藤村が2点をリードしました。



























投げては3年の福嶋さんが、初回からスコアボードに0を並べ、相手に付け入る隙を与えません。そして、最後のバッターも三振にきってとり、記念すべきインターハイ初戦を2-0で勝利しました。





監督:西川友理 顧問:外前原博 臼井智洋 文責:臼井智洋 











2017年7月13日木曜日

インターハイ予選 準決勝・決勝

こんにちは。
高校ソフトボール部です。

 6月26日(日)第69回全日本高等学校女子ソフトボール選手権(インターハイ)予選の準決勝・決勝が都立江戸川高等学校で行われました。
 あいにくの雨に見舞われ、グラウンドコンディションの悪い中、迎えた準決勝の相手は王者日の出高等学校。昨年度のインターハイ出場校です。

 試合は1回に幸先良く藤村がキャプテン藤原さんのヒットで先制。しかし、その後は、一進一退の攻防が続きました。藤村はエース福嶋さんの好投と堅い守備によって、辛くも逃げ切り、1‐0で勝利。
決勝に駒を進めました。

 決勝の相手は東海大菅生高等学校。強豪校です。この試合も先制し、追加点と楽勝モードが流れるも、中盤、試合はもつれ、6回の裏終了時点で、6対6の同点。
 7回の表、ランナーを貯め、バッターはまたもキャプテン藤原さん。見事なセンター前ヒットが決まり、7対6と勝ち越しました。
 その裏、エースの福島さんの力投で三者凡退に抑え、3年ぶり3回目のインターハイ出場を勝ち取りました。

投打のヒーローの2人
<左:藤原さん  右:福嶋さん>


<優勝の記念撮影>


 本当に監督、高校3年生、レギュラー陣を中心にその他部員、マネージャー、保護者の方々の全員の力で勝ち取ったインター出場でした。
 最後になりましたが、全国でも藤村らしく“全員ソフト”で頑張って参ります。今後もご支援、ご声援宜しくお願い致します。

PS:本当に本当に本当にいい試合で感動しっぱなしで、本当に生徒に恵まれました。
  試合の写真を撮り忘れるほどに・・・。


監督 西川友理 顧問 外前原博 臼井智洋 文責 臼井智洋

2017年5月8日月曜日

関東大会出場決定!

こんにちは。
 
高校ソフトボール部です。
 
5月3日から5月5日まで第67回関東ソフトボール大会東京都予選が都立江戸川高等学校のグランドで行われました。
 
全国私学以来の公式戦であり、夏のインターハイ予選の組み合わせにも関わる重要な大会でした。
 
 
 
ベスト4まではトーナメント方式、ベスト4からの順位決めはリーグ方式で行われました。
 
初戦から順に、
淑徳
家政大付属
日体大桜華
 
ここまでに藤村女子は1点の失点もゆるさない堅い守備を見せ、危なげなく勝ち進んでいきました。
 
2,3年生は昨年からの守備力強化で内野手・外野手ともに好プレーの連続でした。また、4月に入部した1年生も即戦力になり、より守備が堅くなった印象を受けました。やはり、守備が安定することでチームに流れが生まれ、攻撃にうまくつなげるようになります。
 
 
 
勝ち進んだベスト4は、
藤村女子
東海大菅生
都立江戸川
都立小平西
 
強豪の私立高校が予選で敗退し、都立高校がベスト4に勝ち上がる大波乱が起きました。
 
ここからはリーグ方式でした。
さすがベスト4まで残るチームで、なかなか得点させてもらえません。
 
守備でリズムを作るもなかなか攻撃とかみ合わず、コールドゲームがあるなか、1点も得点できない試合があり結果は、2勝1敗となりました。
 
ここまでなら、都立江戸川高校と同率1位となっていました。
 
同率の場合、本大会では、得失点差ではなく、失点差で決めることになっており、最終の結果としては、2位になりました。
 
 
 
 
2位という結果になりましたが、なんとか関東大会出場を決めることができました!
 
選手は、2位という結果に満足はしておらず、悔しい大会となりました。
 
しかし、スポーツは結果がすべての世界。本大会で勝ちきれなかったのが今の藤村女子の課題であるとも感じました。
 
この結果をバネに関東大会では必ず優勝すると試合終了直後にチーム一丸となって気持ちを合わせる場面も見られました。
 
現状に満足せず、常に上を目指す藤村女子。それが藤村女子ソフトボール部の良さであり、強みだと思います!
 
 
連休中の暑い中、最後まで応援してくださった保護者のみなさまには改めてお礼を申し上げます。
 
 
最後になりましたが、今後もご支援のほどをよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
監督 西川  顧問 外前原・臼井 文責 外前原

2017年4月3日月曜日

全国私学ベスト8!

こんにちは。
 
高校ソフトボール部です。
 
今年度も藤村女子ソフトボール部をよろしくお願い致します。
 
 
さて、昨年末に行われました第12回関東私学女子ソフトボール選抜大会で優勝を果たし、東京都代表で宮崎県で行われました第62回全国私立高等学校女子ソフトボール選抜大会に出場して参りました。
 
3月26日に開会式が行われました。
 
 
藤村女子の燃えるような赤色を基調としたユニフォームは会場内でも非常に目立つものでした。
堂々とした振る舞いは流石、藤村ソフトボール部です!
 
 
 
 
27日・28日と予選リーグが行われました。
 
結果は以下の通りです。
 
予選リーグ
一試合目  対  星城高校    4-2敗
二試合目  対  佐賀女子    7-1勝
三試合目  対  福知山成美   4-1勝
 
全国大会ともなると都道府県を代表するチームであり、東京都予選や関東予選のようにはなかなかいかないものでした。
 
 
そんな中でも予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進むことができました!
 
 
 
 
 
翌28日に決勝トーナメントが行われました。
 
 
一試合目は埼玉県代表、花咲徳栄高等学校との試合でした。
 
 
接戦になり、7回を終わっても決着がつかず、タイブレークに突入!
 
なんとか9回に勝ち越し、見事、勝利をおさめました!
 
 
二試合目は群馬県代表、健大高崎高等学校との試合でした。
 
健大高崎は春の選抜甲子園(男子)でも沸かせたスポーツの名門校!
 
関東予選では2-0で勝利した相手でしたが、やはり、実力はほぼ互角、苦しい試合展開となりました。
 
結果は、残念ながら、1-4で負けてしまいました。
 
総合成績はベスト8となりました!
 
 
何があるかわからないのがソフトボールであり、魅力の一つかもしれません。
選手たちは改めてソフトボールの深さを味わったのではないかと思います。
 
 
 
挑戦者として挑み、試合を終えて、今後の課題は内容にこだわる試合づくりだと感じました。
 
 
 
 
最後になりましたが、これまでのご声援とご支援誠にありがとうございました。
今年度も引き続きよろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
監督 西川  顧問・文責 外前原