2018年8月12日日曜日

東京私学選手権

8月10日(金)、8月11日(土)に愛国グランドや桐朋女子高等学校で行われました東京私学選手権に出場してまいりました。
この大会は今までチームをまとめてきた高校3年生の最後の公式戦となります。
初戦は愛国高等学校でした。
強い風と日差しの中、愛国グラウンドで行われました。
本校は1回、2回と1点ずつとり、優位に試合を進めましたが、4回に自らのミスで1点を失い、5回にタイムリーを浴び、5回終了時点で2‐2の同点となってしまいました。
まさか・・・。という言葉が脳裏をよぎった瞬間、その言葉を吹き飛ばしたのはキャッチャーとして途中出場していた武藤さんでした。
6回の裏、1アウトから目の覚めるようなセンターオーバーのホームランを放ち、ピリッとしないチームに行動で激を飛ばします。このホームランで目の覚めたナインたちは攻めに守備に“いつも通り”のプレーを取戻し、初戦を何とか突破し、つづく東京立正高等学校戦にも勝利し、準決勝に駒を進めました。

愛国 000 110 0 2
藤村 110 002 0 4

立正 000   0
藤村 352×  10





準決勝の日出高等学校戦を3-0で破り、決勝に進出した本校を決勝で待っていたのはインターハイ予選で苦汁をなめさせられた神田女学園でした。


先発は左のエース飯島さんでした。飯島さんの球はいつも通りいい球がいっていたのですが、初回、4回とアンラッキーな打球が続き、1点ずつ神田打線にとられ、また本校のナインが放つ打球も相手野手の正面を突くことが多く、チャンスは作れど、あと1本が出ない4回までそんな展開でした。
しかし、この嫌な流れを変えたのが、5回の先頭バッター、代打の石井汐夏さんでした。相手内野手の間をつく絶妙な内野安打で出塁。欲しかったノーアウトのランナーとして出塁。
続く9番秋葉さん、1番五十嵐さんともに相手内野手のフィルダースチョイスを誘い、ノーアウト満塁とチャンスを広げ、2番キャプテン門脇さんは抜群の選球眼で四球を選び、2‐2同点に追いつきました。
3、4番は倒れましたが、その間にワイルドピッチで1点加点。
5番洲脇さんも四球を選び、2アウト再び満塁。
1点勝ち越してはいるものの、何とかもう1点ほしい場面で代打3年小林さん。
3球目をきれいにセンターに運び、2点タイムリー。3点のリードをつくりました。
残りの回を気持ちを込めて全員で抑え切り、見事5‐2の勝利。
東京私学選手権2連覇を達成しました。

日出 000 000 0 0
藤村 030 000 × 3


神田 100 100 0 2
藤村 000 140 × 5
 





保護者、学校関係者、OGの方々には、暑い中たくさんのご声援・ご支援をいただきましてありがとうございました。
今後も変わらぬご支援を宜しくお願い致します。

3年生は藤村女子高等学校としての公式戦最終戦お疲れさまでした。高校3年生になって今年1年うれしいこと、楽しいこと、くやしいこと、苦しいことなど本当に色々あったと思います。ソフトボールを通して学んだ様々なことを是非各々のこれからの進路に生かしてもらえたらなと思います。
また受験勉強の気晴らしにグランドに是非来てください。全員で待っています。
3年生有終の美おめでとうございます。
そして、有終の美を体験させてくれてありがとう。



監督:西川友理 顧問:臼井智洋 文責:臼井智洋









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