2019年7月31日水曜日

インターハイ 星野高校

7月30日(火)にインターハイの2次トーナメントが行われ、この日から1日に2連戦と暑さもある中、強豪同士がぶつかる激しい戦いが幕を広げます。
本校は、よく練習試合をしている埼玉県代表の星野高校とでした。公式戦で当たることは少なく、以前関東私学大会にて、大逆転勝利をしたことがありますが、練習試合で何回も戦っているだけあって負けられない戦いとなります。



この試合は初回から動きます。先攻を獲得した本校は、1番洲脇さんが初球をセカンド方向に打つと、守備にエラーがあり、ランナー1塁と攻撃の狼煙をあげます。すると、すかさず2番秋葉さんが送りバントを決め、1アウト2塁とチャンスを広げます。
3番保谷さんはレフトフライに倒れてしまいますが、4番阿出川さんが粘りに粘り、8球目をライト方向に2ベースヒットを打ち、その間に洲脇さんがホームに生還し、1点を先取します。

守備では、ピッチャーの飯島さんがほぼ毎回先頭バッターを出塁させてしまう厳しいピッチングが続く試合でした。この試合で9つの四死球と制球が荒れ、苦しい1試合であり、精神的な疲れがものすごくあったように感じました。前半戦では2、3、4回にはランナー3塁までそれぞれ運ばれてしまいます中でも2回は2アウトランナー3塁で、バッターの打った打球が鋭い当たりで1点は諦めたところもありましたが、ファースト正面のライナーで秋葉さんの好守備に助かりました。このようにナインの好守備にも助けられ、何とか4回まで切り抜けます。

2回表の攻撃では、先頭バッターの6番上田さんがフォアボールで出塁すると、7番松苗さん、8番小峰さんが進塁打を放ち、2アウト3塁と再びチャンスを迎えます。その場面で9番山坂さんがレフト前にヒットを放ち追加点とします。
さらに5回表には、先頭の山坂さんはアウトになるものの、続く洲脇さんがフルカウントまで粘ったところでセンター前に運び、初回のように秋葉さんが今度は進塁打で2アウト2塁とチャンスを迎えます。そこで3番保谷さんは粘りフォアボールを選びます。4番阿出川さんは枠に入ってきたぼーるを逃さずにセンター左方向に運び、その間に洲脇さんが生還し、ランナー1,3塁とさらにチャンスを広げます。しかしそこは星野高校も譲らず5番小山さんは三振に終わりましたが、3-0と突き放すことに成功します。



その裏、飯島さんが先頭バッターを内野安打で出塁させてしまうと、続くバッターはサードフライに抑えるものの次のバッターが進塁打を放ち、2アウト2塁とピンチを迎えます。そのあとのバッターへの2球目がサード強襲のヒットでランナーが生還し、この試合初の得点を与えてしまいます。

さらには6回裏、2アウトまで取った後にフォアボールでランナーを出してしまうと続くバッターにもフォアボールを与え、2アウト1,2塁と再びピンチを迎えます。
次のバッターへの初球が打たれ、ボールはサードへといきますが、サードの上田さんの2塁へ送球がセーフとなり、満塁となります。続くバッターへカウント1-1での3球目をライト前に運ばれてしまい、再び失点し3-2と追いつかれ始めます。

7回裏では最初のバッターをデッドボールで出してしまうと、手堅く送りバントを決められ、さらにはキャッチャー後逸で1アウト3塁と同点のピンチを迎えます。続くバッターにカウント1-2と追い込んだもののセカンドへのゴロの間に同点にされてしまいます。その後守備の乱れなどもあり1,2塁とサヨナラのピンチになりますが、飯島さんの気迫のピッチングで抑え、タイブレークへと移ります。

8回表、保谷さんが2塁ランナーにいる状態から始まり、先頭の阿出川さんが積極的に初球からバントを決め、1アウト3塁とします。続く小山さんも初球からしかけますが、高く上がってしまい、2アウトとなってしまいます。しかし、6番上田さんがレフト前へヒットを放ち、待望の1点を取ります。
後は抑えるだけになりましたが、ランナー2塁と緊張感のある中8回裏の先頭バッターはファースト方向のバントを決められ、これがセーフティーとなり、ノーアウト1,3塁とまずい状況になります。
続くバッターはかなり粘った来ましたが、ショートゴロに終わり、ランナー動けずアウトをまずは1つ取ります。
さらには続く4番バッターはカウント0-2と追い込みますが、3球目を捉え、あわや同点という打球がショート正面で助けられました。
そして最後のバッターは高く打ち上げてしまい、ゲームセットと苦しい試合でした。

藤村 110 010 01 4
星野 000 011 10 3




最後になりましたが、大会3日目にもかかわらず多くのご支援、ご声援のほどありがとうございます。これでベスト8となり、次の相手は昨年度インターハイ優勝校の兵庫県代表兵庫大学付属須磨ノ浦高校となりました。この日の午後に行われるため、選手にとっては疲れ、暑さともに厳しい中ではありますが、選手をはじめ、スタッフ一同全員総力で戦ってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。


監督:西川友理  顧問:江島直紀  文責:江島直紀

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